子育てママが看護師として職場復帰するのはなかなかハードであり、忍耐力がいります。無理をした状態で仕事に従事してしまうと、いつか体力が持たなくなり、辞めてしまう事になります。そうならないためにも、仕事と家事の取り組み方を見直す必要があります。
特に子どもが小さい場合は、体調不良を起こしたりするケースが多いため、一筋縄ではいきません。子育てと仕事をこなすためには、家族の協力が必要不可欠となります。
時間の使い方で、一番工夫することができるのが、家事の作業です。例えば、洗濯を2日に1回にしたり、掃除機は休みの日にだけかけたり、夕食に冷凍食品を多く取り入れたりなどといった方法があります。家事を上手に手抜きして、可能な限り時間に余裕を作りましょう。
看護業界は、柔軟に勤務シフトを作成したり、託児所を設置していたりと、育児を支える環境づくりを推進している職場が少なくありません。特に、子どもが小さい間は、突発的な病気も多く、急に仕事を休まなければならない事態が頻発します。申し訳ない気持ちになるものですが、子どもの事情は仕方ありません。ママさん看護師を気遣ってくれる、無理のない職場を選びましょう。
小さな子どもを育てている看護師さんは、なるべくお子さんとのコミュニケーションやスキンシップを心がけることが大事です。子どもにとって、甘えたいのに甘えられないのはとても苦痛であり、不安になってしまうため、まず第一優先事項として子育てを位置づけることが重要です。